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安定志向の若者像
今まで教育についてみてきましたが、最後に若者の就職に対する考え方をみていきましょう。2012年度卒の大学生の就職人気ランキングをみてみると1番に人気はディズニーランドを運営する「オリエンタルランド」だそうです。この不況の中で一人勝ちしているテーマパークという印象が強く、メディアの影響もあり、常に上位にランクインします。細かい結果が気になる方はネットで沢山資料が出ているので見てみて下さい。このランキングを総合的に見た私の感想は大企業・安定・イメージというのが人気の条件ということだと感じました。誰もが知っていて、着実に利益をあげ、CM露出などの多い企業ということです。これだけメディアが不況、不況と煽っていれば当然の結果ではないかと思います。人気の職種は、鉄道や飲食といったような必要不可欠なものを扱う企業や銀行などの定番ところ、よくCMでみる化粧品会社や住宅関係の企業でした。私が思うのは、就職難と言われているのは、勿論不況で日本経済が衰退しているということもあると思いますが、女性の社会進出しより争いが熾烈化したことや、今や誰でも大学に行ける時代になったことだという社会的背景も強く関係していると思います。先ほど述べたような大企業は一部の有名大学の生徒を対象にしているそうですが、対象外の他の大学からの多くの志願者があり結果的に就職できないということもあるようです。普通に考えてみれば大学入学の際に中学英語から学び直すような人が人気企業に就職できるわけはないのです。高卒以下の学力しかなくても大学に入れるこの時代にこのようなことを語らずに「就職氷河期」が経済のせいだけになっているところがいまいちピンときません。誰でも行ける時代だからこそ、その真価が問われるのではないでしょうか。
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